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朧げな何か

無意識にアクセスしたいと歩き回る日々

うまい写真はつまらない

写真 読書


『アサヒカメラ 2016年 08 月号』で写真家・尾仲浩二さんのインタビューが掲載されていたのでメモ。

アサヒカメラ 2016年 08 月号 [雑誌]

アサヒカメラ 2016年 08 月号 [雑誌]


うまい写真はつまらない

そんな尾仲さんが撮影時に心がけていることは、

構図をきっちり決めようとせずに、ハッとする被写体を見つけたら、その場でとにかく一枚撮る。『なぜ、この場で写真を撮りたいのか』を理解する前に、とにかく撮る。うまい写真を撮ろうとすればするほど、つまらない写真になってしまうと思うので、「ザックリと撮る』ことを心がけています。


なぜ「うまい写真」がつまらないかというと、

うまい写真というのは、写真を見栄えよくコントロールできた写真で、撮影テクニックがあってセンスのいい人なら、わけもないこと。誰が見ても上手なので、一瞥しただけで理解されてしまい、印象に残らない。つまらない

とのこと。


人が一切写っていない地方都市の情景を淡々と撮影した尾仲浩二さんの『直方・2015年10月』、大都市を闊歩する若い女性をアップでスナップ撮影した山内道雄さんの『東京2016-街の華』、

「都市」というテーマを、両者とも35mmのMF単焦点レンズを使用していながら、地方都市を静的に捉えた湿り気のある写真、かたや大都市を動的に捉えた軽やかな写真とまったく好対照な作品を見せつけられたのが一番の収穫。